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YUGO IKEDA WEBSITE
Research Project
01
陸棲哺乳類の種多様性形成
メカニズムの研究
生物は集団の“分断”と“隔離”という空間的・時間的プロセスを経て種分化が生じますが、そのメカニズムは生物の移動能力や生態特性、生息環境の地理構造と深く関連すると考えられます。コウモリ類を中心とした陸棲哺乳類の“普遍性”と“特異性”に着目して、種が多様化する仕組みについて研究しています。
02
島嶼に生息するコウモリ類に関する研究
高い“移動分散能力”をもつ生物相で構成される島嶼の生態系において、コウモリ類は主要な構成員です。陸生脊椎動物のうち鳥類以外で唯一完全な飛翔能力を獲得したコウモリ類に着目して、島嶼環境への形態適応や分散経路、他集団との交流頻度について研究しています。
03
インドシナ半島に生息するコウモリ類の地理的変異研究
高山帯や大河川、巨大洞窟群などの複雑な地理環境がみられるインドシナ半島は、世界有数の生物多様性ホットスポットとして知られ、多くの種が相互に作用しあいながら生息しています。世界の1割強のコウモリ類が生息するインドシナ半島で、種内で生じる形態や音声コミュニケーションの地域性(地理的変異)や、これによりもたらされる種間―種内相互作用について研究しています。
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